「蒸気機関車がいた時代」

石北本線 常紋信号場
 その4 トンネルの向こう側

 信号場のすぐ生田原側にある常紋トンネルは、金華〜常紋〜生田原間で唯一のトンネルだった。最初の訪問時にトンネルの向こうに行きたいとお願いすると、「トンネル内は漏水の凍結もあり危険、照明を30分だけつけてあげるから気をつけて行きなさい」とのこと。前後がカーブしているので照明がなければ内部は真っ暗だ。戻りの時刻は決められないので帰りは本当の闇になる。臨時列車を含めて運転状況表を事前に確認してあるので、たっぷり間隔がある時間帯に闇の中をレールに三脚の足を当てながら氷に足をとられないようにゆっくりゆっくりと進む。この方法で毎冬トンネルを越えていた。

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常紋-生田原 【昭和42年2月21日】
留辺蘂以東から搬出される材木を運ぶために、下りの貨物列車は回送のカラの材木運搬車を連ねている.


常紋-生田原 【昭和42年2月21日】
先ほどの後補機の96が生田原へ単機回送で戻る.


 
常紋-生田原 【昭和42年2月21日】  
朝を下る.


 
常紋-生田原 【昭和42年2月21日】 連続写真1/4
重連の貨物列車がやってきた.


常紋-生田原 【昭和42年2月21日】 連続写真2/4
S字カーブを右に左に、トンネルまでもう一息.


常紋-生田原 【昭和42年2月21日】 連続写真3/4


常紋-生田原 【昭和42年2月21日】 連続写真4/4


常紋-生田原 【昭和42年2月21日】
昼頃の混合530列車が峠を下る.


常紋-生田原 【昭和42年2月21日】


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】
1週間後に再訪した朝はかなり冷え込んだ.


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】 連続写真1/4


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】 連続写真2/4


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】 連続写真3/4


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】 連続写真4/4


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】
小樽行き522列車が下りてくる.


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】


常紋-生田原 【昭和43年2月29日】
下り混合列車.


常紋-生田原 【昭和44年2月18日】 連続写真1/3
翌昭和44年.


常紋-生田原 【昭和44年2月18日】 連続写真2/3
珍しく本務機も96.


常紋-生田原 【昭和44年2月18日】 連続写真3/3


常紋-生田原 【昭和44年2月18日】


常紋-生田原 【昭和44年2月18日】  
小樽行き522列車.


 
 
常紋-生田原 【昭和44年2月18日】  


 
 
常紋-生田原 【昭和44年2月18日】  


 
 
常紋-生田原 【昭和44年2月18日】  
本務機が96.


 
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常紋-生田原 【昭和44年2月18日】  



【「石北本線 常紋越え」シリーズは今回で終了です】
 
石北本線 留辺蘂・金華」 2022.2/15〜6/14
石北本線 金華から常紋へ」 2023.6/15〜10/14
石北本線 常紋信号場 その1」2022.10/15〜2/14
石北本線 常紋信号場 その2」 2023.2/15〜6/14
石北本線 常紋信号場 その3」 2017.10/15〜2018. 2/14
「石北本線」は他に生田原シリーズ(全6回)があります。  
 
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