「蒸気機関車がいた時代」

肥薩線 矢岳越え その2 1121列車に乗って

 昭和46年11月、翌年春の矢岳越え無煙化を控え最後の九州訪問を計画、7日滞在のうち5日を矢岳越え区間に費やした。11月2日昼過ぎ発の「こだま137号」に乗り、静岡で追いついた急行「桜島・高千穂」に乗り換え翌朝折尾着。この日は夕方まで筑豊線で撮り、門司港から始発の1121列車に乗って南下した。

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小倉駅 【昭和46年11月3日】
 筑豊線撮影後は、いつものパターンで小倉駅前の上島珈琲で夕食を摂り21:54発の1176Mで門司港に向かう.
門司港へ向かう上りホームから下りホームの立ち食いそば屋がちょうどいい距離に見えた.


 
 
小倉駅 【昭和46年11月3日】  
もちろん下りホームにもあるが小さなのれんがあり様子が違う.立ち食いには随分お世話になったが西日本ではうどんばかり食べていた.


 
 
人吉駅  【昭和46年11月4日】  
門司港23:30発の1121列車で朝霧に覆われた人吉に7:14着.球磨川からの水蒸気が雲のない快晴による放射冷却で冷やされこの季節の人吉盆地は霧が名物だ.
1番線には始発の博多行き急行「くまがわ」を待つ乗客が並んでいる.


 
 
人吉駅  【昭和46年11月4日】  
2番線には山から下りてきた840列車が到着.1121列車は3番線に停車中.


 
 
人吉駅  【昭和46年11月4日】  
左は入線した「くまがわ」、右が1121列車と降ろされた荷物.


 
 
人吉駅  【昭和46年11月4日】  
「くまがわ」のアイドリング音が構内に響く.


 
 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】  
人吉で23分停車した1121列車は霧の中を大畑へと上っていく


 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】


人吉-大畑  【昭和46年11月4日】  


 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】  


 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】  
途中から急に霧が晴れてきた.


 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】  


 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】  


 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】


 
人吉-大畑  【昭和46年11月4日】  


 
 
大畑駅  【昭和46年11月4日】  
大畑駅到着.


 
大畑-矢岳  【昭和46年11月4日】


大畑-矢岳  【昭和46年11月4日】  
大野大築堤の少し先あたりか.


 
 
 
大畑-矢岳  【昭和46年11月4日】  


矢岳駅  【昭和46年11月4日】  
矢岳駅到着.


 
 
矢岳駅  【昭和46年11月4日】  
ここから先は下りになる.


 
 
真幸駅  【昭和46年11月4日】  
左下がスイッチバックの真幸駅.


 
 
真幸駅  【昭和46年11月4日】  
真幸もよく手入れされた美しい駅だった.


 
 
真幸-吉松  【昭和46年11月4日】  
下り25‰のはずだが煙が残っている.


 
 
真幸-吉松  【昭和46年11月4日】  


 
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吉松機関区  【昭和46年11月4日】  
素晴らしい秋晴れの吉松に9:04到着、1121列車は逆向きになり終着都城に向かう.


 
【「その3」に続きます】

肥薩線 矢岳越え その1 盛夏】2021.11/15〜2022.3/14


 
 
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