「蒸気機関車がいた時代」

小海線 その1 小淵沢甲斐小泉甲斐大泉

八ヶ岳、南アルプスなどの高峰を間近に望む小海線。小淵沢から野辺山手前までは八ヶ岳のすそ野を走る明るく開けた景観の急勾配路線、その先信濃川上までは高原の風景が広がっており、東京からも比較的近かったので何回も訪ねた路線である。初めて訪れたのは昭和39年3月のことで6時前の一番列車で清里に上がったが、春はまだ浅くみぞれが降る最悪の空模様。キャノネットで撮ったC56はぼんやりと写っていた。
その後、小海線を再訪したのは昭和43年9月で、この時以降毎回クルマで行くことになった。

「その2」は「清里・野辺山」
「その3」は「高原野菜列車」
「その4」は「雪の小海線」の予定です。

 
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小淵沢-甲斐小泉 【昭和47年8月】
小淵沢発6:14発の8135列車「八ヶ岳高原号」が大カーブに現れた。朝霧が晴れず幻想的な雰囲気となった。


小淵沢-甲斐小泉 【昭和46年9月26日】
9月も末になるとすっかり秋の様相。鳳凰三山が美しい山容を見せる。


小淵沢-甲斐小泉 【昭和46年10月】
これも「八ヶ岳高原号」。鳳凰三山は左から地蔵岳、観音岳、薬師岳。標高は真ん中の観音岳が2841m。


小淵沢-甲斐小泉 【昭和46年9月26日】
8時前の193貨物列車。


小淵沢-甲斐小泉 【昭和45年8月】
甲斐駒ヶ岳を背に「八ヶ岳高原号」が急勾配を上る。


小淵沢-甲斐小泉 【昭和45年8月】
八ヶ岳の山頂の一部が見える。


小淵沢-甲斐小泉 【昭和47年8月】
C56最後の夏は定期貨物列車に客車1輌を加えた混合列車が走った。


小淵沢-甲斐小泉 【昭和44年9月】
大カーブを下る貨物列車。


甲斐小泉駅 【昭和46年9月26日】
当時は、今で言う「地域犬」が駅の待合室にいる姿をよく見かけた。


甲斐小泉駅 【昭和46年9月26日】


甲斐小泉駅 【昭和46年9月26日】


甲斐小泉駅 【昭和46年9月26日】


甲斐大泉駅 【昭和46年9月26日】
甲斐大泉駅は交換設備が撤去されていた。


 
甲斐大泉駅 【昭和46年9月26日】  


 
甲斐大泉駅 【昭和47年7月】


甲斐大泉駅 【昭和47年7月】


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甲斐大泉-清里 【昭和47年7月】


【「その2」に続きます】
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